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人と鞄(カバン) 〜人間の移動の産物〜

 

人と鞄(カバン)

〜人間の移動の産物〜

 

こんにちは。

 

このブログは、

〝洋服屋の一生モノブログ〟というタイトルからも分かる通り、キーワードは、〝一生モノ〟です。

 

「〝一生モノ〟というフィルターを通してモノを見る」ことで、世の中に氾濫したモノを一度篩(ふるい)にかけ、本当に良いモノだけを抽出していこう。

というのが大きなテーマです。

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【1】鞄の歴史  〜人間の移動の産物〜

人と鞄の歴史というのは、実に古いもので、

そのルーツは、2種類あります。

 

①身の周りの物を入れておく「袋(Bag)」

②長距離移動を目的とした「箱(Baggage」

 

ひとつ目の「物を入れる袋」が、

現在の鞄全般の起源なのですが、

 

これならばすでに、

紀元前9世紀のアッシリアのレリーフにも、小さな袋が描かれているし、

 

紀元前3世紀頃の中国の絵にも、袋を持った人物が描かれています。

 

このように、非常に古くから存在していた道具なのです。

 

しかし、この頃はあくまで「ポケットの延長」程度の発想でしかなく、

 

少し歩きまわる時に、身の周りの物を入れておく為の「容器」

としての役割を果たしていました。

(※ポケットが衣服に付けられるのは、17世紀後半頃と言われているので、この頃には存在していません)

 

これが、現在の「ハンド・バッグ」や「ブリーフ・ケース」のような、

「小型の鞄(Bag)」の起源とされています。

 

 

そして大きく時代が下って15世紀半ばに、袋状の「Bag」から派生した、

 

大きな「箱型」の容器が登場します。

 

これが、

現在の「トランク・ケース」や「トロリー・ケース」などの起源と言われる、

 

「Baggage(バッゲイジ)」です。

 

理由は、この頃から軍隊が組織的に構成され始め、

長距離の移動が日常的になっていったからです

 

その後鉄道が敷かれるなど、長距離を移動しやすくなり、

 

人々がこぞって旅行を楽しむようになると、

 

主にヨーロッパの上流階級の間で、

 

Baggageの需要は飛躍的に高まっていきました。

 

 

 

このように、

 

現在僕たちが使っている鞄(カバン)は、

 

「〝人間の移動の産物〟として誕生した」

 

と言うことができます

 

 

そして19世紀に入ると、

 

1846年、スペインで「ロエベ」

1854年、フランスで「ルイ・ヴィトン」

1856年、イギリスで「タナ・クロール」

 

など、それまで貴族や王侯おかかえだった バッグ職人達が、

ヨーロッパ中で次々と独立していきます

 

こうして、

現在でも世界屈指の地位を誇る、有名メーカーが誕生していったのです。

【2】人と鞄

このように歴史を辿って考えると、

 

普段、僕たちが考えずとも日常的に行なっている、

 

両手で持てなかったり、またちょっと邪魔になった物を

「袋状のものに入れる」という行為は、

 

もしかしたら、

人類が直立して歩くようになった時、すぐに考えたことなのではないか?

と思えてくるぐらい、原始的な発想であることが見えてきます

 

そもそも、人間以外の動物はこんな事はしません。

 

ゴリラやチンパンジーが、身の周りの物を袋に入れて持ち歩く光景なんて、見たことないですよね

 

つまり、

 

「人間と動物の違いは鞄を持っているかいないかである。」

 

と言っても過言ではないのです。

 

【3】愛用のブリーフ・ケース

最後に、ぼくが愛用しているブリーフ・ケース(書類入れ)を紹介します。

 

【ともにBrooks Brothers のブリーフ・ケース】

 

【(左)グルカ   (右)ラルフ・ローレンのブリーフ・ケース】

 

【ラルフ・ローレンのブリーフ・ケース】

 
【参考文献】

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